人に施しをするのは多いか少ないかは問題ではない。その人が困りきっているときを外さないことだ。人の恨みを受けるのは深いも浅いもない。その人の心を傷つければ決まって深く恨まれるのだ。
『戦国策』中山策八(講談社学術文庫)